リリーフランキーさんて、なんでこんなにエロイんだろう?
いい意味です(笑)木村多江さんとリリーフランキーさんが夫婦を好演。
ほのぼのだけど、切なくて、苦しくて…。でも凄く面白いし、
噴出してしまうセリフも沢山あります。
色々とだらしない(女も仕事も)法廷画家の夫と、
几帳面で真面目なあまり、自分自身を責めて自我崩壊してゆく妻。
淡々と進むけど、全く飽きずに最後まで観る事が出来ました。

台本あるのか?っていう位だらだらと続く会話。面白過ぎです。

完全に見忘れていました。
予告だとほのぼの系だったけど、ほのぼの系ではありません。
もてない主人公「たみお」が結婚という幸せのゴールに向かって
(お見合いを重ねて)頑張る(?)お話。過剰に応援する父親。
ダサイたみおと「結婚してもいい」という女性が現れて真剣に交際が始まるが、
この女、美人だけど危ない匂い。おまけに厄介な親戚まで乱入してきて、
たみおの幸せが危ぶまれてゆく…。

うーん。ごちゃごちゃしてる映画でした。
主人公がほとんど動かないので、愛着がわかなかったです。
一応「結婚と幸せ」が主題みたいだけど、たみおの結婚観とか、
幸せ願望とかの描写があまりないので、最初から最後まで傍観して終了。
ちょこちょこと面白いシーンはあったけど…。
「ご想像にお任せしますので各自の頭の中で膨らませて下さい」という感じの映画だったです。
麻生さんは、綺麗です。うっとり。

 | 「 椿三十郎 」 (2008/05/23) 邦画 製作総指揮:角川春樹 監督:森田芳光 織田裕二 豊川悦司 松山ケンイチ 中村玉緒 小林稔侍 藤田まこと 商品詳細を見る |

思ったよりは悪くなかった気がします。
ただ、織田さんが三船さんの真似をしているのが残念。
三船さんは、色気と愛嬌があったけど、織田さんには色気がない。
その分やんちゃな感じが可愛いのに、三船さんを意識し過ぎて臭く感じてしまう。
着物も綺麗過ぎ。垢と湿気でどっしり重い着物だからカッコイイのにっ☆
それでも、体重を落として目も鋭くした織田さんは、格好良かったです。

黒澤監督の映画は、セリフのやりとりが面白くて好き。
元はこちら。ちなみに私は椿三十朗よりも用心棒の方が好きです♪

 | 「転々」 (2008/04/23) 三木聡監督、 三浦友和、小泉今日子、オダギリ ジョー
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おなじみ三木監督×オダジョーさん。
どんな話かは、説明しづらいんですが…。
「若者」と「おじさん」が、東京をぶらぶら散歩してます。若者は借金を返す為。
おじさんはある目的の為にある場所に向かって。
三木ファミリーが勢ぞろいです。
時効警察の三日月さんが出てたりするし。
(三日月として、です。観てない人には意味がわからないシーン。
振り向いたりしなくて良かったんじゃないかなー)
小泉今日子さんが可愛い!
岸部さん最高(笑)ほのぼのしつつ、ちょっと哀しい話。
「
亀は意外と速く泳ぐ 」とかが好きな人にはお勧めです^^
私はもう少しブラックな笑いが好きなので…★ラストカットが「あれ」って…(笑)ホース…ゴム臭…笑

はんてん姿の三浦さんの後姿が可愛すぎでした


「魍魎の匣 」
邦画 原田眞人監督、堤 真一 阿部 寛 椎名桔平 宮迫博之
京極夏彦さん原作の映画化。
堤さん、椎名さん、宮迫さんが好きなので観てみました。
アマゾンのレビュー見てみたら、原作派からは不満の嵐(笑)
映画版の方は、コメディ色が強いです。
話は、肝心なシーンで「何日後」とか「その3時間前」とかでぼやかしているのでモヤモヤします。
無駄に時間を前後させてる感じがして疲れました。
細かいセリフのやり取りは面白かった◎
後半に向かうにつれて猟奇殺人事件→エセ宗教→マッドサイエンティストものに…。
宮藤官九郎さんがとっても気持ち悪くて素敵だっただけに勿体無い展開
文章として世界が確立しているものを映像にするのって難しいんだろうなぁ…遠い目。
好き嫌いが分かれそうな、雨上がり決死隊宮迫さんのゴリラ刑事。
私はツボに入ってしまいました。どこから出してるの?この声!(※凄いしゃがれ声)


「ロッタちゃんと赤いじてんしゃ」洋画 (2000/11/23)
ヨハンナ・ハルド監督、グレテ・ハヴネショルド
今更ながら…。5歳の暴君ロッタちゃんとその家族を描いた映画です。
レトロな感じ。とにかくロッタちゃんがかわいくない!
鼻水ズビズビ、反抗的、いちゃもん屋、5歳ってこんなにわがまま?
もっと可愛くない?兄弟特有の意地悪とか、
母親のイライラとか、リアルに描いています。父親がマヌケでかわいい~。
起承転結はあまりなく、だらーっとのんびり進み、さらーっと終わります。
洋服やインテリアがかわいいです♪
休みの日は池のほとりでピクニック♪(微妙に沼っぽくて陰気なんだけど)
隣のおばあさんと一緒の時のロッタちゃんは可愛いっ。
ロッタちゃんは大人に媚びないのが凄い。そんな5歳児見たこと無い!
あ、この辺が私が入り込めなった理由かも。
私の場合はそんな感じで、正直後味が良くなかったんですけど、
時間がたってくると妙にロッタちゃんが懐かしくなってもう一度観たくなります。
「さぁ、来い!」って(笑)シリーズ「
ロッタちゃん はじめてのおつかい」もあり。
